【ロランド・トーロについて】
ロランド・トーロ・マリオ・アラネーダ(Rolando Toro Mario Araneda 1924~2010)は、BIODANZAシステムの創始者です。
1924年4月19日、チリ生まれ。
彼は、1943年にホセ・アベラルド・ヌニェスが初等・中教育指導のための方法を教えるサンティアゴのチリ大学で学校教師の資格を取得し、また1944年から1957年にかけて、バルパライソ、タルカワノ、サンティアゴで教鞭をとりました。
その後、1964年には、チリ大学の教育学研究所の心理学会に所属する資格を与えられました。
また、彼は、チリ・カトリック大学の研究所において、芸術と表現の心理学研究所の席を獲得し、医療人類学者の資格を取得しました。
そこで彼は、無意識下における表現力と、その可能性についての研究をおこないました。
彼は、ブエノスアイレスの通信制大学の名誉教授に指名されました。
1968~1973年の間に、彼はビオダンサ(当初の名称はサイコダンサ psicodanza)の最初のワークショップを開催しました。
このワークショップは、サンティアゴの精神病院とチリカトリック大学において開催されました。
その後、彼は、チリ、アルゼンチン、ブラジルを経て、イタリアへと渡りました。
ロランド自身は、詩人と画家でもありました。
多くの詩を発表し、また、精神療法の書籍を出版しました。
ブラジルとイタリアで、個展が開催されました。
ロランド・トーロは、「詩人は最も親密な職業である(詩を書くことは、私にとって親密的で、かつ自然な表現方法である)」と言っています。
(注:上記はイタリア語からの翻訳となりますので、表現・記述を編集しています)